8日目はTGVでトゥールへ移動、レンタカーで古城めぐりだ。
ターゲットのお城は、①アンボワーズ→②ショーモン→③ブロワ→④シャンボール→⑤シュヴェルニー→⑥シュノンソー→⑦アゼル・リドー→⑧リヴォー→⑨シノン→⑩ランジェ→⑪ヴィランドリーと、とりあえずルートアップ。1日で、いくつお城を廻れるのか。行けるところまで行くということで出発。頑張ろう。
TGVでトゥールへ
パリはモンパルナス駅7:35発のTGVに乗車。1時間少々で、トゥール市内のサンピエール・デコール駅に到着。ここまで停車駅は1つ。
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TGVでパリからトゥールへ |
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ロワール川か? |
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7:42サンピエール・デコール駅着 |
レンタルカー
本日のレンタカー会社はEuropcar。スペインでも使った会社であり、どこかと違い安心感はある。駅前のEuropcarオフィスはすぐに見つかったが、鍵が閉まったまま。付近には、他にも同じ様な人達が2組。で、ドアの前にしがみついて、1番を主張。暫くして、Europcarの店長?がやってきて、「ドアの鍵に問題があるので、ここで手続きを実施します。」と、事務所前のカフェのテーブルへ誘導される。全て手書きで手続きを実施。程なくトップバッターである我々の手続きが完了。キーが到着するのを待つ。驚いたことに、一緒に待っていた他の2組は別のレンタカー会社を予約していた模様。レンヌのいい加減なレンタカー会社といい、テキトーでよくわからない世界。
更に、予約していたのはプジョーだったはずが、出てきた車はアルファロメオJulia180ディーゼルのAuto。カラーはWhite。
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アルファロメオJulia180D |
駐車場で見つけるのに一苦労。さらに、問題はカーナビ。立派なものがビルトインされていたが、目的地設定の操作が難しい。文字がabcdefg・・・・と円盤上に並んでおり、その円盤を回して文字を選択する感じ。 あきらめて、ナビはスマホのGoogle Mapでやることに。結果として、ナビはGoogle Mapで十分。アナウンスも日本語で、ランナバウトの出口も的確に?ナビゲート。また、オートマとディーゼルの太いトルクで快適なドライブをエンジョイできた。
走行ルート
シャトー1:アンボワーズ城
アンボワーズ城へは、ロワール川北岸土手上の片側1車線の道路を東へ走る。90km/hで走行していたが、アッという間に追い越されてゆく(-_-;) ふと、気が付くと右側路側帯へ迫っており、要注意。ほぼセンターラインを踏む様な感覚で運転。結構怖い。
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ロワール川の土手上の道路を快走 |
9:42アンボワーズに到着。アンボワーズ城は外観のみで入城せず。ロワール川の中州の公園で一休み。
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ロワール川中州の公園から |
シャトー2:ショーモン城
10:20ショーモン・シュル・ロワールの街に到着。川沿いにカトリック教会。ここも入城せず外観のみ。
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山上にショーモン城 |
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Saint Nicolas協会 |
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対岸からショーモン城を臨む |
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帆掛け船が4隻 漁船? |
シャトー3:ブロワ城
11:25ブロアに到着。街中の地下駐車場に車を止める。ここは入城したが外観のみ。南北に教会が望まれた。ショーモンと同じような名前の教会。駐車時間が短かったため駐車料金は0€だった。
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Saint-Vincent-de-Paul教会 |
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Saint-Vincent-de-Paul教会 |
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Saint-Nicolas教会 |
シャトー4:シャンボール城
続いて、本日の本命シャンボール城へ向け、D33 Route de Chanbord(シャンボール道路)を進む。のどかな田舎道を快走。しばらく進むと街中に「PARC de CHAMBORD」の看板。ここから先はシャンボール城の領地の模様。まっすぐな1本道が延々と続く。
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のどかな田舎道 住宅は平屋建て |
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結構狭いところも |
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PARC de CHAMBORD 入口
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入り口から一直線の路が延々3.3km |
12:20駐車場に到着。ゲストセンターで入場券とサンドイッチ、水を購入。木陰で食べてから、外観、城内を見て回る。大規模な城である。2重ラセン階段はダ・ビンチが考案したとのこと。庭も素晴らしい。感激。
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シャンボールに到着
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Saint Louis教会 |
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南側に広がる後庭 |
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北側に広がる前庭
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ダ・ビンチ考案の2重ラセン階段(昇路と降路が別々) |
13:45頃、次のシュベリュニーへ向け出発。また、延々と続く森の直線道路は8km。
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ほぼ使っていないカーナビも緑一色の中一本道 |
シャトー5:シュベリュニー城
14:25頃、訳16km先のシュベリュニーに到着。城は小さな街の中にあった。駐車場に車を停めたがお城は全く見えない。エントランスへ進むと、料金を支払って入城しないと何も見えないことが判明。13€支払って入城。シャンボールに比べるとコンパクトだが、こちらも庭園とても素晴らしかった。特に、城内の各部屋の展示は秀逸であった。
シャトー6:シュノンソー城
15時過ぎ、次のシュノンソーへ向け出発。約40kmの行程。ところが、今回も道路工事に遭遇。道が狭く迂回せざるを得ない。ここからはGoogle Mapだより。あまり考えず瞬時に行く方向を決定。あとはGoogle先生の導くままに進む。いつの間にか未舗装路も走行。
どこをどう走ったか? 気が付けば川を北岸から南岸へ渡る。川にはカヤック。(後日の確認で、モントリシャールという街で、シェール川を渡る。しかし、じっくりと地図を見ると、後でまた北岸へ戻るので、渡る必要はなかった。Google先生~ぃ(>_<))
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シェール川を渡る♦川にはカヤック |
更に、渡河直後にランナバウトが・・・。出口は4つ。2番目で出るはずが・・・3番目で出てしまいさらにタイムロス。
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ランナバウトで失敗(´;ω;`) |
ハプニング続出の末、シュノンソーの駐車場に辿りついたのは16時を過ぎていた。付近に鉄道の駅があり、子供たちだけの集団も。駐車場からシャトーへと、心地よい小径を進む。徐々にシャトーの姿が。
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シャトーへのここちよい小径 |
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見えてきた |
16:15 シュノンソー城に到着。それは、コンパクトで川の中に立つとても美しい城であった。外観の眺望と庭園、城内展示や生け花、川越アングルの絶景と、感動の時を過ごす。
トゥール市内のピザハウス💛TGVでパリへ帰着
シュノンソーを堪能すると、既に17時を過ぎていた。これから新たな城を目指すのは諦め、駅へ戻ることとした。結局廻れたのは6城となってしまったが、城内まで見て回ると致し方なし。十分楽しめたと思う。
18時までにはサンピエール・デコール駅の駐車場に帰着。駐車場の空きスペースを探すのに一苦労。Europcarオフィスで出迎えてくれたのは、朝の所長(?)ではなく、英語でのコミュニケーションが難しい人だった。キーを返すと、何のチェックもなく解放された。そういえば、朝もノーチェックだった(例えばボディの既存のキズとか。こんなことやるのは日本だけか??)返却前に給油のチャンスが無く、満タンにできなかったことも伝えたが・・・・。たぶん、伝わっていないだろう(^^ゞ
帰りのTGV出発まで2時間以上あるので、夕食を取るところを探す。この駅は、トゥール市街中心部からかなり離れたところにあり、そのようなところが見当たらない。閉店を急ぐカフェのオヤジに教えてもらったピザやへ。以外にも美味しかった。他の客もおらず、店主とのコミュニケーションも含め楽しめた。
今回TGVはノン・プロブレム(仏英折衷)、定刻通りの運転でパリに帰着。様々な車両を楽しめた。
WSオテル
TGVからM4を乗り継いで、シャトレの帰還。アパートメント近くのコンビニMonopixでお土産を購入。更に、ビールを買おうとしたら、もう遅いからダメだと保安員に阻止された。この辺、日本とは違い厳しく管理されている。
アパートメントに帰ると、WSオテル管理者?から、部屋の清掃料20€を支払えとの催促。更に、明日のチェックアウトが11時を過ぎたら50€申し受けるとの脅し。→そう言うなら、チェックインに清掃が遅れたWSオテルも50€支払うべきと返信。その後、清掃料の請求含め応答なし。
お疲れの8日目終了。
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